シャタバリ、アムラ、ティーなどインドのアーユルヴェーダ医師が処方した食品や、雑貨販売、クリニック紹介

インド医学の歴史

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アーユルヴェーダの起源は、インドの民が流浪の生活から村を形成し始めたことに関係しています。人々がこうした村に集まったのは、自然の脅威から身を守るためであり、敵の部族から身を守るためでもありました。一カ所に定着したことで農耕中心の生活を育み、食べ物を貯蔵し、いつでも食べ物を手元に置いておくことができるようになりました。人々が集まり、それまで存在していなかった集団を形成した結果、それまで経験したことがなかった様々な病気や心身の苦痛が現れるようになりました。

医学の歴史01

リシと呼ばれる知識豊かな賢者や聖人達は世界の現実の理解に生涯を費やした結果、病気は悟りの探求を阻む大きな障害であることに気がつきました。賢者達は、人間がより健康に、より幸福になるためにはどうしたらよいかを考えました。賢者達の会議から生まれたのがインド医学つまりアーユルヴェーダでした。

アーユルヴェーダは世界の伝統医療の源だとインドでは考えられています。かつてはヨーロッパにもアーユルヴェーダが広まっていたことを示す文献がドイツやイギリスに残っています。やがてインドがイギリスによって統治されると、インドではアーユルヴェーダの使用が禁じられてしまいました。しかし、その間、それぞれの村にはヴァイディヤと呼ばれる「村の医者」がおり、その治療法は親から子へと伝えられていきました。現代のインドでは大学のアーユルヴェーダ学科を卒業した医師が「アーユルヴェーダ医師」として登録されていますが、昔ながらの「村の医者」も存在しています。

医学の歴史02日本に初めてアーユルヴェーダ医学が紹介されたのは、富山医科歯科大学がアーユルヴェーダの痔瘻の治療法を取り入れたときだと言われています。糸に特殊な生薬を染み込ませることにより組織の切断と再生を同時に行う痔瘻の治療法は、アーユルヴェーダでは数千年前から受け継がれてきました。この治療法の実施により日本においてアーユルヴェーダが注目されるようになりました。

強大なキリスト教会の影響下において体と心を切り離し、肉体だけに焦点を当てて発達してきた西洋医学に対して、アーユルヴェーダは一貫してホリスティック思想をベースに発達してきました。そのためアーユルヴェーダは人間を体、心、霊性の全体として全人的にとらえ、病気の治療も全人的に行います。

アーユルヴェーダ医療の目的は2つ。一つは病気の治療、もう一つは健康な人の健康維持です。現在ではアーユルヴェーダは世界的に注目され、WHO(世界保健機関)でも予防医学として正式に推奨されています。高齢化が進む日本において、人間の全体性をみるアーユルヴェーダの役割はますます大きくなると考えられます。

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